CLIENTS
損害調査事務所,不動産業,飲食店などの企業のお客様から,労働者,消費者,生活保護利用者などの個人のお客様まで,様々な案件をご依頼いただいております。
最近、力を入れているのは3つの分野です。
一つ目は、交通事故の物損の修理費の算定についてです。修理費が争点になることは珍しくなく、保険会社または修理工場に頼るばかりではいられません。車の素材や力学を考慮した損傷波及経路の推定、復元修理の原則の理解、見積もりにおける指数及び指数対応単価(又はレバーレート)の合理性など研究しています。
二つ目は、著作権法の分野です。クリエイター又は起業家等でコンテンツを有形的又は無形的な方法で創作することが当たり前になってきていますがその際の著作権法上の理解を手助けするべく研究しています。教育機関においてはタブレット端末を授業で用いることになり近時に導入された授業目的公衆送信補償金制度が注目されます。
三つ目は、会計・税務の分野です。対外的な情報提供を目的とした財務会計、対内的な意思決定を目的とした管理会計、そして会計による帰結を政策的に修正している税務に対する理解は弁護士業務においても避けて通れなくなっています。税理士登録によりさらに専門性を高めていきます。法律と会計・税務とが交差する分野で活動していきたいと思います。例えば課税処分に対する不服申立てである税務署に対する再調査の請求及び国税不服審判所に対する審査請求をすることもその一つです。他にも税理士に対する賠償請求をする側と受ける側の案件も近時は少なくありませんのでその受け皿になることもそうです。
こうした分野においての研鑽を日々積んでおります。